融資決定！「借金王」の覚悟と、日本の医療制度を守るという決意

今日は銀行との面談があり、最終的な融資額が決定しました。額を見て「これで借金王だ（笑）」と実感しています。クリニックの開業は、施設投資などで他の業種と比べても一桁多い金額が動きます。正直、最近の医療情勢を考えると「融資が下りないのでは…」という不安もありましたが、無事にお借りできてホッとしています。

政治の世界も混迷を深めていますが、医療もまた厳しい環境に置かれています。診療報酬は2年ごとに改定されますが、インフレの時代に価格転嫁はできず、厚労省の方針次第で点数は下がる一方です。大病院の赤字が報道される中、今後5年で病院の倒産が相次ぐのではないかと感じています。

一方で、海外での生活を経験した私にとって、日本の国民皆保険制度がいかに素晴らしいかを改めて実感しています。この制度をなんとか守りたいというのが、私たち医師の共通の思いです。しかし、人口減少と生産年齢人口の減少が進む中、状況はますます厳しくなるでしょう。

だからこそ、私のクリニックがどのように地域の皆さまに貢献できるかを真剣に考えています。これからの10年、20年を見据えて戦略を立て、しっかりとした経営を行い、生き残りながら地域に信頼されるクリニックを目指します。

課題は多いですが、身の引き締まる思いで、気合いを入れて取り組んでいきます。

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