1. 短期滞在手術等基本料1
当院は、厚生労働大臣が定める「短期滞在手術等基本料1(680点)」の施設基準を満たしており、安全な日帰り手術を行うための体制を整えています。 これは、手術に必要な人員や設備、緊急時の対応体制などが整備されていることを示すものです。対象となる日帰り手術を実施した際に、診療報酬に定められた基本料金の加算を算定しております。
当院の対象手術:
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 1 初回
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 2 (1の実施後3月以内に実施する場合)
術後フォロー: 当院で上記手術を受けられた方には、手術翌日に状態確認のためお電話を差し上げております。
2. 生活習慣病管理料
当院は、脂質異常症・高血圧症・糖尿病を主病とする患者さんに対し、生活習慣(栄養・運動・休養・喫煙・服薬等)に関する総合的な治療管理を行う体制を整えており、厚生労働大臣が定める「生活習慣病管理料」の施設基準に基づき算定しております。
治療計画の作成と説明: 対象となる患者さんには、医師が療養計画書を作成し、内容についてご説明のうえ、ご同意をいただいた上で治療管理を行っております。
長期処方・リフィル処方への対応: 患者さんの状態に応じて、28日以上の長期処方またはリフィル処方に対応可能です。ご希望の方は診察時に医師までご相談ください。
血液検査の実施: 生活習慣病管理料(Ⅰ)を算定する患者さんについては、6か月に1回以上の血液検査を実施し、状態の確認を行っております。
眼科・歯科との連携: 糖尿病を主病とする患者さんについては、必要に応じて眼科・歯科を標榜する医療機関と連携し、重症化予防に努めております。
継続的な生活習慣の改善支援を通じて、皆様の健康管理をサポートしてまいります。
3. 持続陽圧呼吸療法充実管理体制加算
当院は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対する持続陽圧呼吸療法(CPAP治療)において、質の高い専門的な管理・指導を行う体制を整えている施設として、厚生労働大臣が定める「持続陽圧呼吸療法充実管理体制加算」の届出を行っております。
専門的な治療体制:睡眠時無呼吸症候群(SAS)の病態やCPAP治療に関して、十分な経験と深い知識を持つ医師(院長)が直接、一人ひとりの患者様の治療管理にあたっています。
遠隔モニタリングの活用:情報通信機器を用いたオンラインでの適切な睡眠データ(遠隔モニタリング)の取得・解析を行い、迅速かつ精度の高い治療指導を実践しています。
多職種連携と教育:適切なCPAP治療の継続に向け、専門知識を持った医療スタッフが患者様のサポート体制を構築し、院内での研修を定期的に実施して常に質の向上に努めています。
当院でCPAP治療(在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料1)を受けられている患者様を対象に、月1回に限り「持続陽圧呼吸療法充実管理体制加算(100点)」を所定点数に加算して算定させていただきます。
4. 外来感染対策向上加算
当院は、組織的な感染防止対策を講じている施設として、厚生労働大臣が定める「外来感染対策向上加算(6点)」の届出を行っております。
院内体制: 院長を「感染管理責任者」とし、クリニック全体で高度な感染予防策を実践しています。
職員教育: 全職員を対象に年2回以上の研修を実施し、常に最新の知識を維持しています。
動線分離: 発熱や咳などの症状がある方は、他の患者さんと動線を分けた場所で診療を行うなどの対策を講じています。
地域連携: 地域の医師会や基幹病院と定期的に連携し、感染症に立ち向かう体制を整えています。
抗菌薬適正使用: 医学的根拠に基づき、薬剤耐性菌の発生を抑えるための適正な処方を推進しています。
皆様の安全を守るための取り組みです。何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
5. 電子的診療情報連携体制整備加算3
当院では、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、以下の通り質の高い医療を提供するための体制整備を行っております。
- オンライン資格確認等システムの活用 マイナンバーカードによる健康保険証利用(マイナ保険証)に対応しています。
- 診療情報の取得・活用 受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。
初診時・再診時に月1回に限り「医療DX推進体制整備加算3(初診4点・再診2点)」を算定させていただきます。
正確な情報を取得・活用し、より質の高い医療を提供するため、受診の際はマイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。
6. 情報通信機器を用いた診療(オンライン診療)
当院は、厚生労働省が定める「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に基づき、情報通信機器を用いた診療を行っております。
対象: 当院に定期的に通院されている患者さんが対象です。初診のオンライン診療は、医師が可能と判断した場合に限り実施いたします。
注意事項:
診断や治療上、対面診療が必要と判断した場合は、対面での受診をお願いすることがあります。
向精神薬の処方は、必ず対面診療が必要となります。
相談窓口: オンライン診療をご希望の方は、まずは当院までお電話にてご相談ください。
7. 時間外対応加算3
当院は、継続して通院されている患者さんが、診療時間外に体調不良等でご相談を希望される場合に、電話等で対応できる体制を整えております。この体制を評価する「時間外対応加算3(4点)」を算定しています。
対応方法: 診療時間外のお電話は、原則として留守番電話での対応となります。翌診療日に改めてご連絡いたします。
緊急時: 緊急を要する場合は、お近くの救急医療機関をご受診ください。
8. 夜間早朝等加算
当院は、夜間・早朝等の時間帯における診療体制を確保している施設として、厚生労働大臣が定める「夜間早朝等加算」の届出を行っております。
対象時間帯: 月~金曜日は18時以降、土曜日は12時以降(診療応需の時間に限る)祝日は診療時間内(9時~18時半)の受診が対象となります。
加算について: 対象時間帯に受診された場合、初診・再診時にそれぞれ加算が算定されます。
皆様の通院しやすい環境づくりの一環として、時間外診療の体制を整えております。
9. 外来・在宅物価対応料
当院では、近年の急激な物価高騰、電気・ガス料金等のエネルギーコストおよび医療材料・消耗品費の上昇に直面する中、患者様に安心・安全かつ質の高い医療体制を維持・継続するため、厚生労働省の定めに則り、2026年6月1日より以下の通り「外来・在宅物価対応料」を算定させていただきます。
外来受診時:初診時および再診時(それぞれ2点)
在宅医療時:訪問診療や在宅療養指導管理の実施時(3点)
地域に根ざした医療を提供していくための措置となります。何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
10. ベースアップ評価料(Ⅰ)
当院は、医療機関に勤務する職員の賃金改善を図る取り組みとして、厚生労働大臣が定める「ベースアップ評価料(Ⅰ)」の施設基準に基づき届出を行っております。
取り組みの内容: 対象職員(看護師、検査技師、事務職員等)の賃金水準の向上を図るため、算定した点数を原資として計画的な賃上げを実施しております。
賃金改善計画: 当院では、賃金改善計画を策定のうえ、地方厚生局へ報告し、実績についても定期的に報告を行っております。
皆様に安心して受診いただける体制を維持するとともに、医療従事者の処遇改善にも取り組んでまいります。
🏥 【医療の質向上への取り組み】NCD(ナショナルデータベース)登録施設のお知らせ
このたび、正木クリニックは、一般社団法人National Clinical Database(NCD)の事業に参加する登録施設となりました。
これは、当院がデータに基づき、透明性の高い医療の質の向上に取り組む施設であることを示しています。
NCDに参加する目的と意義
NCDは、全国の医療施設が手術や治療のデータを集積し、分析することで、日本全体の医療の現状を把握し、質の改善を目指す取り組みです。
正木クリニックがNCDに参加することは、地域の患者様へ以下のメリットをご提供できます。
- 安全性の向上と評価: 当院が強みとするシャント手術などの血管アクセス治療の治療成績を客観的に評価し、全国水準と比較することで、さらなる安全性の向上に役立てます。
- 根拠に基づく最適な医療: 全国の治療データを参考に、患者様一人ひとりに最適な標準的治療を提供するための指針を得ることができます。
- 透明性の確保: 客観的なデータに基づき、公正かつ信頼性の高い医療を提供していることを示します。
患者様へのお願い
ご提供いただくデータは、氏名やIDなどが特定されないよう厳重に匿名化され、個人情報が漏洩することはありません。どうぞご安心ください。
このNCD事業への参加を通じて、私たちは地域医療における責任を果たし、八幡の皆様に信頼される医療を提供できるよう、日々努力してまいります。
本事業へのご理解とご協力をお願いいたします。
正木クリニック 院長 正木 紀行
