東京からのサプライズ訪問!
本日本当にうれしい出来事がありました。私が昔腎移植の手術をした患者さんが、わざわざ東京から、遥々この北九州の地まで元気な姿を見せに来てくれたんです!
お元気にされているのを見て、本当に胸がいっぱいになりました。医者になって、どんなことよりも患者さんが元気になった姿を見せてもらうことほど、嬉しいことはありません。どれだけ疲れていても一気に元気になる。これこそ医者冥利に尽きるってやつですね!改めて外科医になって良かったと心から思える一日でした。
実は、患者さんの温かい気持ちに触れたのはこれが初めてじゃありません。
先日私が開業することを知って、私が10年前手術をした患者さんからお祝いの手紙をいただいたんです。今も移植した腎臓は元気に動いてて毎日元気にされていることと、私への温かい励ましの言葉が綴られていました。その手紙を読むたびに、自分の医療者としての志や、患者さんの人生に対する責任の重さを強く感じ、頑張ろうという力が湧いてくるんです。
喜びを感じる一方で、北九州の移植医療の現状は気になっています。
実は、北九州はかつて腎移植の先進地でした。八幡東区にあった済生会病院(現在八幡西区に移転されています)が西日本で初めて腎移植を成功させたという誇るべき歴史があります。
しかし、今は移植手術ができなくなってしまい、地元の腎不全の患者さんは、手術のために遠く福岡市まで通うという大変な状況です。
この現状をどうにかしたい。
みんなには「何言ってんだ!」って笑われちゃうんですが、私の正木クリニックを、いつかこの地で腎移植ができる病院にしたいという大きな目標を掲げています。(つい熱くなっちゃいました、汗)
少しでもこの腎不全の方たちが地元で安心して治療を受け、幸せになれるよう、全力で頑張っていきます!