技術の進化と、終わりのない「さらなる高み」へ

本日、PPAP(経皮的腹膜透析用カテーテル挿入術)の4例目の手術が無事に終了しました。 スタッフも私も手順にだいぶ慣れてきて、とてもスピーディーかつスムーズに対応できるようになっています。
実は、私が外科医になりたての頃、上司に教えていただきながら初めて行ったのがこの手術の開腹法でした。当時は手こずりながら夢中でやっていましたし、その後自分で執刀するようになってからも、傷口は7〜8cmほど必要で、カフを腹膜に縫い付ける操作も煩雑だったため、1時間はかかっていたのです。
それに比べると、PPAPはつくづく「優れた手技だな」と実感します。 本日は患者さんの状態も非常に良かったのですが、手術はわずか30分で終了し、傷口も2cm弱と、とてもスピーディーかつ低侵襲に行うことができました。
どんな治療にも言えることですが、開腹手術から腹腔鏡手術へと進化したように、「体への負担(侵襲)を減らすこと」こそが早期回復への一番の近道です。 カテーテル留置が日帰りでできるようになり、患者さんの身体的負担はもちろん、入院が不要なため医療費の面でも非常に優しい治療法となりました。
当院で行っている手術は、PPAPをはじめ、シャント手術、PTA(血管拡張術)、陥入爪手術、包茎手術、粉瘤手術など、すべて日帰りで行っています。 これからも「可能な限り負担を減らし、スピーディーかつ丁寧で確実な手術」を提供できるよう、手技をより磨き上げていきたいと考えています。
何事もそうですが、「これでいいや」と満足した瞬間に成長は止まってしまいます。
そのため私は、手術を行った日は必ず「もっとこうすれば良かったのではないか」「次はこう改善できるかもしれない」と自問自答するようにしています。夜には手術書を見返したり、最新の文献を探したりしながら、常にブラッシュアップを重ねています。
現状に決して満足することなく、患者さんのためにさらなる高みを目指して、これからも邁進していきます!
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