肥満外来
「体重を落とす」ことがゴールではなく、「健康な体を取り戻す」ことを目指します。当院では、薬物療法(ゼップバウンド)と、体質に合わせた漢方治療、両方の選択肢から、お一人おひとりに合った治療をご提案します。
見た目ではなく、数値で判定します
肥満は「太っているかどうか」という印象ではなく、医学的にはBMI(体格指数)という数値で判定します。
例:身長160cm・体重70kgの場合 → 70 ÷ 1.6 ÷ 1.6 ≒ 27.3
BMI25以上は「肥満」と判定されますが、それだけでは治療の対象にはなりません。肥満に加えて糖尿病・高血圧・脂質異常症・脂肪肝などの健康障害を合併している場合、または内臓脂肪型肥満と判定された場合に「肥満症」と診断され、医学的な治療の対象となります。BMI35以上は「高度肥満症」に分類されます。
| BMI | 判定 |
|---|---|
| 18.5未満 ― 低体重 | |
| 18.5〜25未満 ― 普通体重 | |
| 25〜30未満 ― 肥満(1度) | |
| 30〜35未満 ― 肥満(2度) | |
| 35〜40未満 ― 肥満(3度) | |
| 40以上 ― 肥満(4度) |
肥満が引き起こす主な健康障害
2つのアプローチから、体質に合わせてご提案
生活背景やこれまでの経過は患者様ごとに異なります。問診と検査結果をもとに、薬物療法・漢方療法のいずれか、または両方を組み合わせた治療をご提案します。
ゼップバウンド(チルゼパチド)
GIP/GLP-1受容体を同時に刺激する、週1回皮下注射タイプの薬剤です。食欲中枢に作用して食欲をコントロールするとともに、血糖値の安定にも働きかけます。同成分は2型糖尿病治療薬「マンジャロ」としても使用されています。
適応の目安
- BMI 27以上で、糖尿病予備群・高血圧・脂質異常症などの合併症がある方
- BMI 35以上の高度肥満の方
- 食事療法・運動療法を続けても十分な効果が得られなかった方
治療の流れ
体質(証)に合わせた漢方治療
漢方では、同じ「肥満」でも体格や症状によって処方が異なります。問診で体質(証)を見極めた上で、単独またはゼップバウンドと併用してご提案します。自己判断での購入ではなく、診察の上での処方をお勧めします。
- こんな方に
- 体力が充実し、お腹まわりに脂肪がつきやすいタイプ。便秘や肩こり、のぼせを伴う方
- 特徴
- いわゆる「メタボ体型」向けの代表的な処方で、発汗・利尿・便通を促し代謝を高めます
- こんな方に
- 色白で筋肉が柔らかく、疲れやすい・汗をかきやすいタイプ
- 特徴
- いわゆる「水太り」型に。余分な水分の代謝を促し、むくみの改善を助けます
- こんな方に
- 体力があり、みぞおちから脇腹にかけての張りや便秘を伴うタイプ
- 特徴
- 胃腸が丈夫でがっちりした体格の方に。便通を整え、脂質代謝をサポートします
初診から治療開始まで
問診・カウンセリング
体重の推移、生活習慣、既往歴を詳しく伺います
検査
血液検査・体組成測定で体の状態を評価します
治療方針のご提案
結果をもとに薬物療法・漢方・生活指導を組み合わせて提案
治療開始
ご納得いただいた上で治療をスタートします
経過観察
体重・体調・副作用の有無を定期的に確認し調整します
自由診療となります
お薬の種類・量、漢方薬の有無によって費用が異なります。詳細は初診時のカウンセリングでご説明いたします。
料金表 準備中さわらびガーデンモール八幡二番街 2-102号
休診日:水曜・日曜・12/31・1/1
本ページに記載の情報は一般的な内容であり、薬剤・漢方薬の適応の最終判断は、問診・検査の結果をふまえて医師が行います。既往症、アレルギー、現在服用中のお薬がある方は、受診時に必ずお申し出ください。
掲載内容は予告なく変更となる場合があります。最新情報はお電話にてお問い合わせください。
